2015-05-29

中華インカム使ってみました。(DN-82875)


ヘルメットのM-385が届いたので
以前買って放置していた中華のインカムをM385に取り付けてみました。

前からBluetoothでiPhone5にペアリングしてGoogleマップでナビゲーションを
どのくらい使えるのかためしてみたかったのですが以前のヘルメットには物理的に
取り付けスペースがありませんでした。

さっそく取り付けて 箱根・熱海へ行ってきました。
通った事の無いルートを通って無事に熱海に到着!!
道に迷うことなく帰ってこれました。 やはりナビがあると便利ですね。

スピードが出ると騒音で何言ってるかわかりませんが、音楽を鳴らしながらでも
ナビの時には音楽の音量が下がって中々のものです。(この辺はナビの機能でしょう)
音質は極上ではありませんがこの手の中華品としては良い部類だと思います。
ヘルメット内の配線もしやすかったです。

電池に関しては日帰りなら十分に持ちました(実働で8時間くらいは持つみたい)
この場合はナビの機能を使うとiPhone5の電池が持たないのでモバイルバッテリーで
iPhone5に給電しながら使いました。

このような使い方をした場合タンクバック等にスマホを入れると熱により15分程度で
落ちてしまうようなのでハンドルにホルダー等にむき出しで取り付けた方がよさそうです
(走っていれば風で冷却されます)
ただし、くれぐれもスマホが落下しないような措置が必要。




とまぁ、ここまでは順調に帰宅して中華インカムもボッチ使用なら中々のものじゃないかと
大満足だったのですが、事件はそのあとに起きました。

充電しようと給電用のマイクロUSBケーブルをはめようとぐりっと接続しようとしたところで
給電ランプが赤く点灯しません。

防水ゴムのボディーによりテンションが掛かってまっすぐにケーブルが刺さらず接続不良に
なっているようです。

グリグリ挿入すればたまに給電ランプが点灯しますが中々うまくいきません・・・。
そしてUSBケーブルを抜いてみたらなんとインカム側のUSBコネクタも一緒に抜けてしまいました。

マイクロUSBコネクタが丸ごと・・・


そんなワードが頭の中をよぎりましたが次の瞬間メジャーどころの何を買おうかを
考えていました。せっかくだから友達と相談しておそろで買おうとか…。

とは言えたった一回の使用で壊れるとは情けない
壊れたのは幸いにして貧弱なマイクロUSBコネクタなので信号線は無視して電源ライン
だけ取れればいいんじゃね? と思い手持ちのUSBケーブルの中で一番細いものを探して
みて半田付けしてみました。

それとこんな時はインターネットは凄く便利ですねググればUSBのアサインが図解入りで
表示されるのですから。



無事半田付けができて、防水も兼ねてホットメルトで固めて無事修理完了です…。
凄い小さな基板にハンダしたのははじめてです。信号線も必要だったら終わってましたね。
USBケーブルが不格好ににょっきり中華インカムから飛び出ていますが
これ副次的な効果として充電時にはすごく便利になりました。
使用時はコネクタ部がうまい具合にヘルメットのインナーに収まります。










ちなみにこの中華インカムはBluetoothによる無線接続のほかに通常のイヤホン端子による
有線ケーブルも付属されていてウォークマンやiPodなどもつなげます。
カードラジオなどをつなげるのも有りかもしれません。




2015-05-23

マルシン工業ヘルメット M-385インプレッション


Yotube最強日本ヘルメットで有名なマルシン工業M-385を購入してみました。
実はここ数年ヘルメットは何を買うかずっと悩んでいたんですよ。長年愛用してたアライ
アストロは10年以上余裕で経過して内装がもう駄目だし、ノリで買った中華オフロードメットは
問題は無いのだけれど、手持ちのオフ用ゴーグルが使えないw のでスピードを60キロ以上
出せない(風で涙が止まりません)

そろそろアライのツアークロス3ホーネットADVもしくはOGKの新しいシステムヘルメット
IBUKIを買うか発売を待っていたのです。 しかしいざ発売となると妙に賢者モードになって
しまい普段使いで雑に扱える安いJETヘルメットでいいやと出たばかりのマルシンM-385
買ってしまいました。価格は7000円ぽっきり。  


安物だから何でもいいやと言う性格でもないので一応採用重点項目、
・内装は全部外せること、
・できるだけまともそうなメーカー
・オフメットを使っていて西日などに重宝するサンバイザー付きで
・できれば軽い
・できれば安い

気にしない要素は
・あごヒモ、ワンタッチでもDリングでもどっちでもいい(個人的にはDリングの方が好き)
・インナーバイザー(ヘルメットが大きく不格好&重くなる)


旧型のM-380の方が実績もあり評価も高い安物ヘルメットの最高峰みたいな感じでは
あったのだけれど見た目が野暮ったいので、新しい評価が定まらないリスクはあるものの
新しいM-385の方がシュッとしていてカッコイイとかどうでもいいような要素で買ってしまいました。
でもマルシンだし大外れはしないだろう・・・。 そんな理由で。

届いたM-385はフリーサイズ(57-61センチ)僕の頭は58センチくらいの丸頭です。
58センチはMサイズですが大概きつすぎるのでアライショウエイらLサイズを購入しています。
OGKLサイズを買いますがやや緩目に感じます。 海外向けのヘルメットは前後に長く左右が
狭いのでその場合はXLサイズを買いますがそれでもBELLなんかのヘルメットは全く頭に
合いません。

M-385はライナーはアジアンフィットシェルサイズはXL相当しているようです。
僕の頭では若干緩く感じたのですが、付属の調整用スポンジで調整したのですがもう少し
タイトに調整したいと思います。と言うわけで普段MサイズやSサイズの頭の人にはお勧め
できません。XLサイズの人にはジャストサイズではないでしょうか。


買ってさっそく箱根・熱海まで山間部を中心にプチツーリングしてきました。
今まで使っていた中華オフメットはペラペラの超軽量だったので逆に少し重いくらいですが
アバウトに計量した重量は1450グラムでした(インカム付)普通の重さです。

走り出して驚いたのはシールドの効果です。 すんごい60キロ以上出しても涙がチョチョ切れ
ません! 安物はシールド付でも巻き込み風が侵入して目が乾いたりして大変ですが
M-385はなかなかの密閉性です。でも完全に閉めると下部は口に近いので盛大に曇りそう
しかしご安心、クリックポイントのないシールドの開閉幅が大きいおかげでいい塩梅で
調整できそうです。 シールドは透明度も高くゆがみも感じませんしシールドがあることを
忘れるほどで、山間部では強力なコガネムシブレッドから守ってくれました

さて次に大切なベンチ性能ですがこれはいささか物足りない感じです。
空気の冷たい山間部では多少の冷気を感じましたが街中では物足りませんでした。
フラットブラックのカラーと相まって暑苦しいこと請け合いですw (白も買おうかなー)
やっぱり額側にもベンチシャッター欲しい。

次に気になるのは走行時の静感性ですが、バイザーがあるのと耳元には内装が
一切ない構造なので派手にうるさい部類だと思います。 耳周りが広いので耳の大きな人や
耳周辺の異物感が気になる人には大きな恩恵にあずかれると思います。
インカムなどのスピーカーを付けても余裕がありまくりです。

あごヒモはありきたりなラチェットワンタッチ式で可もなく不可もなく。(僕はDリングの方が好き)
まぁ日常使いにはワンタッチ式の方が便利でしょう。

さて全体的な総括としてはベトナム製で中華製に準ずるクオリティですが安全性は国内の基準
は通っているので問題ないでしょう。心配ならアライでもショウエイでも金出せば買えます。
個人的な感想としては7000円の買い物用チョイノリヘルメットとしては大満足です。
シールドも補修部品で2200円とリーズナブルだし、ブルーミラーでさえ純正で3200円です。
内装も部品で出れば言うことは無いのですが、まぁ7000円程度なので毎年買い替えても
いいくらいの価格なので不満はありません。